2018年10月14日日曜日

レース一日目 ステージ1

さあやっとレースです。
 改めてコースの説明します。
場所はイタリア北部フランス国境近くのクールマイユールがスタート・ゴールです。
モンテビアンコ(フランス名:モンブラン)が近くにありUTMBのコースの一部にもなってます。グラン・パラディーゾ、モンテローザ、マッターホルンを眺めながらになります。2018年は9/9(日)~15(土)の7日間で行われます。

約50km毎にライフベースがあり、そこではデポジットバックが届けれれます。バッグは今までは50Lらしかったのですが今年から30Lに変更だそうです。ライフベースには、シャワーと仮眠室も用意されていて制限時間内であれば滞在できます。その他のチェックポイント山小屋は2時間までは滞在できます。(実際は結構緩かった。)
なのでライフベースを区切りに考ると、ステージを7つに分けて考えることが出来ます。
ここでもこれからステージ1~ステージ7と分けて書いていきます。
会場に着いてスタートラインに一時間前から並ぶ、長いレースなので特に気にする必要がなかったのであまり早く行く必要なかったです。
ここでも石岡TRCのメンバーと会ったので一緒に並んでエールを交わしました。
スタート前
9月9日12:00スタート 標高1224m
まずはクールマイユールの町をぐるりと回り観光客の声援をもらい山に行きます。
山の入口で早速、男性陣は立ちション!スタッフもいるのに関係なし。このあたりは日本と違って寛大だな。\(^o^)/
気温も寒いかと思っていたら意外と暑いくらい。でもこれから標高上がるからちょうどいいかな。
スタート後すぐの登り
始めだから快適に登ります。この時点ではまだ調子よかった。しかし先は長いので抑えての登り、景色を見ながらの余裕があります。
さらに続くよ。

Colle d'Arp
14:15 (スタートから2:15)
Colle d'Arp 標高2571m 最初のコルに到着
すごく順調足の状態もいい、そのまま天気のいい中をずっと下ります。


La Thuile 15:43 標高1458m スタートから3:43 18.6km
ここのエイドで水分補給とちょっとしたもの食べようとしたら、、、、!!
お菓子類がまさかの前日のスーパーで買ったものと同じものが並んでいる。少しザックに入れていたものが同じだったとは。今後このお菓子類がどこのエイドでも並んでいるとは思いもよらなかった。
少しペース早いのかもしれないがまあ順調なのでちょっとの休憩で次に進めます。
気を取り直しボトルに水を入れてスタート。
走っているとボトルから水が漏れてくる。なんだと思ってみたら、どうも炭酸入りを入れてしまったようだ。これから入れるときは注意しなくっちゃ。

Rif.Diffeys

Rif.Diffeys 18:13 標高2500m 
そこから更に登るのですが、どうもその先が辛くなる。足が上がらない。
どうしたんだろうと思いながら何とかPassoAlto(2857m)もクリア。
下りになったら元気が出てきた。どうも高山病っぽい。
このステージの最後の登りCol.Crosatie(2829m)に向かう。
やはり2400m超えたあたりから足が重い、日が暮れ始めたらとても眠くなる。
高山病の症状だと思う。高度順応で富士山登山競走は参加するしお盆時期に北アルプスで練習したしんだけど海外遠征で疲れがたまっていたのか?
初日から眠くなるのは最近のレースではなかったはずだが、初日にリタイヤなんてやだぞって思いながら何とか登っていく。コルでは22時過ぎに到着何とか危機はクリア。

最初のライフステージValgrisencheに到着したのが日付が変わって、
Valgrisenche 9月10日01:14 標高1800m スタートから13時間 50km
バッグを受け取りライフベースの説明を受けるが、とても眠いので「Sleeping!」と一言、ベッドに案内してもらいそのまま就寝。zzz..
結果としては良かったのだろう起きたらベッドは満席、2時間半も爆睡で寝てしまったらしい。
シャワーも諦め、食堂に行くと同じ石岡TRCのメンバーも食事をとっていた。胃の不調になって休んでいたようだ。初日は皆さんある程度問題出るようですね。食事をとり身支度して4:30。
もうすぐ明るくなる、気を取り直して出発!

ステージ2へ続く。


2018年10月13日土曜日

レース前日

起床して、クールマイユールの町を眺める。石積みの家が広がっている。
朝食を食べに行く。パンのほかヨーグルト、チーズ、ハム、などありバイキング形式。
コーヒーだけは注文、無難にカプチーノ。
屋根裏部屋から見える景色
ホテルの朝食



ホテルそばの道
受付は午後なので町を散策しに行きました。
ホテルそばの町並み
スタート地点まで行ったら、床屋がありました。
しばらくカットしてなかったのでカットしてもらいました。
おじいさんが一人でやっているお店でした。
トルデジアンで完走できる髪型にしてくださいと注文。
でも結局無難に仕上がりました。^^;

カットしてもらった床屋

カット出来上がり
その後スタート地点を見に行きました。

スタート地点
そうしたら、同じクラブに入っている(石岡TRC)S水さんと出会う。
同じ大会に出ることはわかっていたので連絡はとっていたが小さな町なのですぐ出会いますね。しばらく一緒に散策してCAFEで一服しました。
午後の受付のため別れてホテルに戻る。
気づいたらお昼になっていたのでPIZZAに入り昼食。

注文したクールーマイユールピザ
クールマイユールピザというものがあったので注文したらハムのトッピング?
しかしでかい!これは二人前かと思ったが、周りの客も一人一枚注文して食べてる。
年よりも若い女性もぺろりと平らげてる。こちらはかなり満腹。
ビールも頼んでお昼をのんびりと。
一旦ホテルに戻り装備をもって会場へ。
もう結構並んでいる、一緒にならんで待つ、これが正解。装備チェックに時間がかかるのであとから入ったらかなり待つことになった。でも最初に並んでも2時間近くまちました。
さあ自分の番です。
ちょうど日本人スタッフがいて装備チェックされました。
そこでまさかのNG!
1つ目は防水手袋、「テムレス通らないんですよね。」
「え!」
二つ目は、レギンス、「ちょっと薄い」
ユニクロのヒートテックだったんですけどNGもらいました。
ユニクロだよっと言ってもだめでした。
ここはもう少し粘って、「じゃあ今履いてるモンベルのズボン持っていくから」
と言ったらOKもらいました。
残りは、防水手袋、外でテントで売ってる店に行きました。
レイドライトの防水手袋が一つだけ残ってた。テムレスよりもペラペラじゃないか!
40ユーロもするしサイズはXL!
仕方がないので購入しました。これを持っていって装備チェックはクリア。
GPSチップを受け取り20ユーロを保証金として支払う。返すときに戻ってくるシステム。デポジットバックを受け取り、無事通過!なんだか疲れた。これで本当に明日スタートラインに立てる。今回、完走できるかまったく分からないので半分以上は走るというのを目標にしました。
デポジットバックを受け取りハイタッチ
夜は、ウエルカムパーティー、また会場に向かい、石岡TRCのメンバーと会い、同じテーブルで食事。パスタ、チーズ、ケーキをたらふく頂く。ちょっと食いすぎた感もありだがまあいいか!
クールマイユールの眺め
宿に戻り、時差ボケもあり眠くなって朝まで8時間爆睡出来ました。
あっという間に朝、でもスタートはお昼なのでゆっくり準備。
朝食はバイキング形式なので前日と全く同じものが並んでました。^^;
ここでもやや多めに食事しました。








2018年10月11日木曜日

出発です。

日程は、9/6-9/18
日中は仕事をして夕方帰宅、妻に車で成田まで送ってもらう。
ドーハ空港内
8時ころ成田到着。
9/6 22:20成田発 カタール航空にて。
出国手続きも久しぶりなのでドキドキしなが通過。
9/7 3:25 ドーハ着 
9/7 7:35 ドーハ発
9/7 13:10 ミラノ・マルペンサ空港着
そこからマルペンサ・エクスプレスでミラノまで
きっぷ買うのに戸惑う。
地下鉄に乗り継いでランプニャーノまで無事到着。
マルペンサ空港駅のホームにあった謎のオブジェ?
ランプニャーノから高速バスで目的地のクールマイユールまで。
ランプニャーノ17:00発 アオスタ19:30 クールマイユール20:45
直通かと思ったら、アオスタで乗り換えなんですね。
サマータイムなのでこの時期でもアオスタではまだ明るかったですが、
クールマイユールにつく頃には夜になりました。

ここで、海外データSIMを事前に購入していたのですが自分のiphoneに入れたらまさかのSIMロックになり使用できないことが判明。今回の旅行かなり不便になりました。
まず本日の宿泊場所が分からない。googlemapで案内してもらうつもりでしたので困りました。あちこち聞いてもなかなか分からない。BARの主人が知っていてあの明かりがそうだよとやっと教えてくれました。

ミラノ地下鉄
高速バス

宿泊したホテルドローネ


宿についたら、屋根裏部屋に案内されました。安い宿泊料だったからな。

屋根裏部屋の宿泊場所

その部屋のトイレ頭ぶつけた。









飛行機の機内食なので結構食べていたからそんなにおなか空いてない。
外に食べに行くほどではないので、持ってきたカップラーメンをお湯を沸かして、
旅の疲れもあったのですぐ就寝。
でも時差ボケあるので明るくなったらすぐ起きた。
シャワー浴びて、今日は前日受付だ。

装備について

今回の装備についてまとめてみました。
貧乏旅行お金をかけれないので装備投資も最小限にしました。

ザック:サロモン  バックパック S-LAB PEAK 20
実質22Lのもの。 サロモンアウトレット店でお友達価格で購入。









クランポン:オクトスのチェーンアイゼン 春をすぎるとクランポンは品薄になるので春にすぐに購入しました。

エマージェンシーブランケット:本当に使用する可能性があるので使えるものを購入。
SOL BivvyとAMKサバイバルブランケット にしました。

ストック:DABADA 中国製ストック 事前に使用して特に問題なかったので持っていきました。

その他は今まで使用していたもので。

食料:日本食を持っていったほうがいいというアドバイスだったので、アルファ米、せんべい、羊羹、芋けんぴ、カップヌードルを調達しました。しかし結果としては殆ど食べずに持って帰る事に。なんでも食べられる胃袋に感謝!