暑さもあったが、この頃から足が浮腫はじめて寝てると痛くなってそれで目も覚める。
日本人も何人かいたので情報交換したりして次の準備をする。
ここまで来て約半分近くまで来た。コースの半分まで足の不調が無ければ完走できるよとそんなことも聞いた。Rif.Codaあたりが半分か。
そこにたどり着くまでが大変なことになる。振り返れば今回のレースで一番きつかった場所だと思った。
Donnas 9月11日 20:12 標高330m スタートから151.3km 56時間
暗くなりかけた頃出発
出発してすぐ私設エイドのようなものがあり町中で歓迎してくれる。
ライフベース先の私設エイド? |
悪魔くんと少し会話しながら歩く、名物だったらしいが写真撮り忘れた。
多分、観光スポットなんでしょうね。 |
町だとあちこちで応援してくれる。
「アレ、アレ! ブラボー!」とすれ違い際に声援してくれるし、車もクラクションを鳴らす。最初は怒られたのかと思ったが、窓から顔をだし声援を送ってくれるので、こちらも手を振り挨拶。もっぱらイタリヤ語はわからないので「チャオ!、グラッチェ!」とだけ何回使ったことか。
小さな町でも必ず教会はある。この時間はまだ鐘がなってた。
Perlozに近づくとまた観光めぐり。
夜の誰もいない町を走る。
Perloz到着 9月11日 22:12 標高663m スタートから157.7km 58時間
真夜中でも陽気に演奏している。
Perlozの町の教会 |
Perlozの町 |
Perlozの町 |
Perlozに近づくとまた観光めぐり。
夜の誰もいない町を走る。
Perloz到着 9月11日 22:12 標高663m スタートから157.7km 58時間
真夜中でも陽気に演奏している。
カウベルもいっぱい鳴らす。 |
また教会 |
教会は夜中でも鐘を鳴らすんですね。
更に高度をあげていく。流石に眠くなってきた。日付もいつの間にか変わってる。
La Sassa到着 9月12日 1:11 標高1305m スタートから164.9km 61時間
ここでも仮眠はできるみたいだったが多分テントだったと思う。
それならその先のRif.Codaまで行ってから休もうと思いすぐにスタート。
更に900m登るのをほんとに甘く考えてた。
登ってくと、上からランナーが数人降りてくる。
こんな夜中に走ってるのは多分、仲間の応援に来ているんだろう。
挨拶している間は良かったがそれがなくなった途端に変化がおきた。
更に登っていくと今までにない凄い睡魔が襲ってきた。
更に高度をあげていく。流石に眠くなってきた。日付もいつの間にか変わってる。
La Sassa到着 9月12日 1:11 標高1305m スタートから164.9km 61時間
ここでも仮眠はできるみたいだったが多分テントだったと思う。
それならその先のRif.Codaまで行ってから休もうと思いすぐにスタート。
更に900m登るのをほんとに甘く考えてた。
登ってくと、上からランナーが数人降りてくる。
こんな夜中に走ってるのは多分、仲間の応援に来ているんだろう。
挨拶している間は良かったがそれがなくなった途端に変化がおきた。
更に登っていくと今までにない凄い睡魔が襲ってきた。
でもGPSを見るとまだまだ先、眠くて動きもゆっくりになる。
所々で腰を下ろして休みながら進むから余計に時間がかかる。また少し寒い。
夢と現実もよく分からなくなって本当に自分が何をやってるのかわからない状態。
ちょうど、いくつかの石作りの小屋があった。
牛を入れたりもするから糞まみれになっている小屋もあったはずだが、
自分が見つけた小屋は扉があって、中を開けると比較的キレイだった。
ほとんど無意識に中に入り扉を閉め、小屋の床に転がる。
エマージェンシーシートを体に巻くのがいいんだけどその余裕がなかった。
小屋の中なら寒くなかったのでそのまま転がっていたら寝てしまった。
一時間程したら少し寒かったので目が覚める。足の浮腫の痛みをあったと思う。
かなり眠さがマシになっていた。これでまた先を進めると判断し起き上がる。
出かける準備をしていたら、誰かのエマージェンシーシートが小屋の隅に丸めて捨ててあった。同じ行動をしたヤツが先にいたらしい。
ゆっくりだが登っていったら山小屋が見えてきた。ほんとにホッとした。
Rif.Coda 9月12日 4:45 標高2224m スタートから169.3km 64時間
ここでもすぐに仮眠を申請。
まだルールに忠実に従って滞在時間2時間を守るために睡眠1時間の申請。
小屋の仮眠室はちゃんとした山小屋の部屋を案内され、温かい布団で寝れた。これがすごく嬉しかったですね。1時間後に起こしてもらい、また食事をとり準備をする。
ここでほぼ半分、半分までノートラブルなら完走できるよと言われたのを思い出す。
当初の目標の半分までは行くという課題をクリア出来たので嬉しい。
完走もひょっとしたらできるんじゃないかという希望も出てきた。
準備をして、Rif.Codaを6:17にスタート。
しばらくすると明るくなってきた。
明るいうちは眠気もなくなるし、しばらく休憩したので体がまた動けるようになった。
数時間の休憩をとるとまた動けるようになるのは不思議な感じがする。
Rif.della Brrma 9:43
Col della Vercchia 標高2184m を越えまた長い下りを降りる。
長い上りと長い下り何度繰り返してきたんだろう。
La Gruba(Niel) 9月12日 15:49 標高1573m スタートから192.9km 76時間
この先はあと一つコルを越えればライフベース。
所々で腰を下ろして休みながら進むから余計に時間がかかる。また少し寒い。
夢と現実もよく分からなくなって本当に自分が何をやってるのかわからない状態。
ちょうど、いくつかの石作りの小屋があった。
牛を入れたりもするから糞まみれになっている小屋もあったはずだが、
自分が見つけた小屋は扉があって、中を開けると比較的キレイだった。
ほとんど無意識に中に入り扉を閉め、小屋の床に転がる。
エマージェンシーシートを体に巻くのがいいんだけどその余裕がなかった。
小屋の中なら寒くなかったのでそのまま転がっていたら寝てしまった。
一時間程したら少し寒かったので目が覚める。足の浮腫の痛みをあったと思う。
かなり眠さがマシになっていた。これでまた先を進めると判断し起き上がる。
出かける準備をしていたら、誰かのエマージェンシーシートが小屋の隅に丸めて捨ててあった。同じ行動をしたヤツが先にいたらしい。
ゆっくりだが登っていったら山小屋が見えてきた。ほんとにホッとした。
Rif.Coda 9月12日 4:45 標高2224m スタートから169.3km 64時間
ここでもすぐに仮眠を申請。
まだルールに忠実に従って滞在時間2時間を守るために睡眠1時間の申請。
小屋の仮眠室はちゃんとした山小屋の部屋を案内され、温かい布団で寝れた。これがすごく嬉しかったですね。1時間後に起こしてもらい、また食事をとり準備をする。
ここでほぼ半分、半分までノートラブルなら完走できるよと言われたのを思い出す。
当初の目標の半分までは行くという課題をクリア出来たので嬉しい。
完走もひょっとしたらできるんじゃないかという希望も出てきた。
準備をして、Rif.Codaを6:17にスタート。
しばらくすると明るくなってきた。
明るいうちは眠気もなくなるし、しばらく休憩したので体がまた動けるようになった。
数時間の休憩をとるとまた動けるようになるのは不思議な感じがする。
Rif.Coda先 夜明け |
長い下り こんなのがいくつもある。 |
Col della Vercchia 標高2184m を越えまた長い下りを降りる。
長い上りと長い下り何度繰り返してきたんだろう。
La Gruba(Niel) 9月12日 15:49 標高1573m スタートから192.9km 76時間
Nielの先 |
夜8時までは明るいから余り眠くならずに遅いながらも順調に進める。
Col Lasoney 標高2364m
そこから下ってライフベースへ
Gressoney到着 9月12日 20:31 標高1329m スタートから205.9km 80時間
やった! 200km超え 完全に未知の世界^^;
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