2018年12月4日火曜日

六日目~七日目 ステージ7


さあ、残るは50km 
Ollomont 9月14日 14:48 標高1396m スタートから123時間 290.3km
多分時間はあるかもしれないが(残り27時間)どのくらい時間がかかるかわからないので余裕をもってスタート。
Rif.Champillion  標高2433m
カウベルを鳴らして迎えてくれる。最後のステージだと思うと感慨深くなってくる。
明るいうちはまだそう思いながら進んでいた。

Col Champillion 標高2709m
ここから一気に下っていく。
こんな上り下りを何回繰り返したのだろう。よく体が動いたもんだと思う。
下りたらしばらく平坦な道が続く、ここで距離は一気に稼げるがかなり疲れた。
Saint Rhemy en-Bsses  9月14日 23:03 標高1519m スタートから131時間 311.6km
このあたり夜になったらまた眠くなったので寝れるところではちょくちょく仮眠していた。Merdeuxを過ぎ、最後のコルMalatraだけになった。
上りにかかる頃、Rif.Frassatiの明かりが見えてきた。
しかしコースのマーキングは違う方向に伸びている。あれは違うのかなと思い始める。
結局はずいぶん前から見える小屋のようで到着するまでにはかなりの時間を要した。
あと少しと思うから辛くなるのか、眠いのと寒いのでフラフラしながら登る。
ようやく到着したときはホント嬉しかった。

Rif.Frassati 9月15日 04:18 標高2537m スタートから136時間 320.3km
残り20kmになった!

ここは仮眠はできないけど、有料でカプチーノとケーキを注文した。
でも出発する気持ちにはなれずそのままテーブルで1時間ほど寝てしまった。
起きたとき日本人ランナーが追いついてきた。
しばらく話している内に眠いから一緒に喋りながらゆっくり行きませんか。と誘ってくれた。この提案にすぐ乗って残りの20kmはゆっくりピクニックの楽しいステージになりました。まずCol Malatraで朝日を見ようと言うことでそれに合わせて出発。
しかし最後の上りが結構辛く、コル手前で朝日をみる。

Col Malatra手前
レース最後の朝日

残りの工程はほんとにおしゃべりしながらゆっくりとこのレースを楽しみながら進む。

来たよー 最後のコル


Malatra 標高2325mも過ぎ、明るくなった山々をゆっくりと見る。
あの先の山なんだろうね。などと話しながら進む。

グランド・ジョラスとモンテビアンコだよとすれ違う登山者に教えてもらってはじめて気づく。^^;
ここは最後に絶景を見せてそれからゴールということなんですね。
明るくなってからスタートしてほんと良かったと思った。

Rif.Bertone 9月15日 11:25 標高1940m スタートから144時間 333.4km
最後のエイド、ゴールまであと僅か。
 
一緒に行動してきたメンバーを待っていた日本人参加者が迎えに来ていた。
ビールまでおごってもらって恐縮です。


ゴール間近でもゆっくりとあるきながらピクニック。
ちょうどお昼時だったので観光客が沢山いてみなさんが祝福してくれる。
結婚式もあったようで花嫁、花婿ともハイタッチして進む。
ついにゴール。
145時間 340km完走しました。
当の本人が完走できるとは思ってなかったので感慨深いです。
石岡TRCの仲間もゴールで待ってくれていたのでとても嬉しかった。


日本でも進捗状況をチェックしてくれていた仲間がたくさんいたのですぐにSNSに祝福を入れていただきこれにも大変ありがたいと思った。ほんと一人で走っているわけでもなく、仲間がいるから楽しくできるん恵まれた環境にいるんだと実感です。

その後は、宿に戻り、宿の主人からも祝福され、仮眠して、夕ごはんは仲間とお互いをたたえ夢のようなレースは終了となりました。


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